指す将順位戦A級1組二回戦 あずVS 造花戦 自戦記

 指す将順位戦第二局、あずVS造花戦のあず目線の自戦記です。ちょっと遅れました。
 一回戦は序盤で差をつけ快勝、二連勝といきたいところ。相手は居飛車振り飛車両方指すオールラウンダー、対策がしにくい相手です。それではご覧ください。

初手からの指し手
▲7六歩△8四歩▲2六歩△8五歩▲7七角△3四歩▲6八銀△7七角成▲同銀(途中図)△3二銀▲3八銀△6二銀△4二玉▲7八金△6四歩▲4六歩△7四歩▲3六歩△7三桂▲4七銀△3三角(第1図)

第1図
後手:造花
後手の持駒:なし
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・v金 ・v金 ・v桂v香|一
| ・v飛 ・v銀 ・v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・v桂 ・v歩v歩v角v歩v歩|三
| ・ ・v歩v歩 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ 歩 ・ ・ 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 歩 銀 歩 歩 銀 ・ ・ 歩|七
| ・ ・ 金 玉 ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 
手数=22  △3三角  まで

 棋戦五戦目にして初めての先手に。戦型は後手の以降で角換わりに。こちらは飛車先を保留して普通の駒組みですが、後手の△3三角が工夫。いわゆる角換わり左美濃となりました。左美濃の堅陣に組み、角を手放して飛車角桂で一気に攻めかかる戦法です。
 聞いたことはあった戦法ですが誰もやってこなかったので対策はしておらず、早くも飛車先保留を後悔していたりしました。しかし形勢はもちろんこれからです。

第1図以下の指し手
▲5六銀△6五桂▲6六銀△8六歩▲同歩△同飛▲8八歩(第2図)

第2図
後手:造花
後手の持駒:歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・v金 ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀 ・v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩v角v歩v歩|三
| ・ ・v歩v歩 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・v桂 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・v飛 歩 銀 銀 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 ・ ・ 歩 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ 歩 金 玉 ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 
手数=29  ▲8八歩  まで

 早速後手は△6五桂と跳ね出してきました。対して▲8八銀は危険で、△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8八角成▲同金△7六飛(変化図)

変化図
後手:造花
後手の持駒:角 歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・v金 ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀 ・v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・v歩v歩 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・v桂 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・v飛 ・ 銀 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ 金 ・ 玉 ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 
手数=30  △7六飛  まで

で先手不利。角を切ってから横歩を取るのが常套手段で、以下▲7七桂は△7九銀▲同玉△7七桂成、▲7八角は△7九銀▲同玉△5七桂成といった要領でつぶされてしまいそうです。

 飛車先交換には▲8八歩と控えて打つのがこちらの常套手段。といってもコンピューターに習った手ですが。ここを▲8七歩と打つと△7六飛と取られて先手がパッとしません。△6六飛のような攻めが利いてきそうです。

第2図以下の指し手
△7五歩▲同歩△7六歩▲8七歩△8五飛(途中図)▲5八金△5二金右▲4五銀(第3図)

途中図
後手:造花
後手の持駒:なし
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・v金 ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀 ・v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩v角v歩v歩|三
| ・ ・ ・v歩 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・v飛 歩v桂 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・v歩 銀 銀 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ 金 玉 ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 歩 
手数=34  △8五飛  まで
第3図
後手:造花
後手の持駒:なし
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀v金v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩v角v歩v歩|三
| ・ ・ ・v歩 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・v飛 歩v桂 ・ 銀 ・ ・ ・|五
| ・ ・v歩 銀 ・ 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ 金 玉 金 ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 歩 
手数=37  ▲4五銀  まで

 攻勢は取られたもののきちんと受けられていたようで、なんとか形勢を悪くせずに済んでいます。
 互角が崩れたのが途中図の△8五飛。ここは△6六角▲同歩△7七銀(変化図)

変化図
後手:造花
後手の持駒:なし
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・v金 ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀 ・v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・v歩 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ ・ 歩v桂 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・v飛v歩 歩 銀 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 歩v銀 ・ 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ 金 玉 ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角二 歩 
手数=36  △7七銀  まで

と踏み込む手がありました。形勢は難しいですが、後手が堅い囲いで細い攻めをする展開。勝ちやすいのは後手でしょう。
 本譜は△8五飛と引いたせいで攻め筋が難しく、▲5八金の備えに△5二金右と自陣に手を戻すことになり、後手の攻めが頓挫しました。しかし、催促のつもりの▲4五銀が相手に勝負手を与える疑問手でした。

第3図以下の指し手
△7七歩成▲同桂△同桂成▲同金△6五歩▲8六歩(第4図)

再掲第3図
後手:造花
後手の持駒:なし
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀v金v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩v角v歩v歩|三
| ・ ・ ・v歩 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・v飛 歩v桂 ・ 銀 ・ ・ ・|五
| ・ ・v歩 銀 ・ 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ 金 玉 金 ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 歩 
手数=37  ▲4五銀  まで

第4図
後手:造花
後手の持駒:桂 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀v金v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩v角v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・v飛 歩v歩 ・ 銀 ・ ・ ・|五
| ・ 歩 ・ 銀 ・ 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 ・ 金 歩 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ 玉 金 ・ ・ 飛 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 桂 歩二 
手数=43  ▲8六歩  まで

 ▲4五銀には△7五飛!が正着。以下▲同銀に△9九角成▲6六歩△7七香▲6七金△8九馬といった具合に迫れば先手は対応が難しくなります。ただ、ソフトが示せばわかってもなかなか実戦では見えない手です。
 本譜は△7七歩成から清算して持駒が桂一枚となり、後手の攻めが切れました。結果的には催促が功を奏したといえます。
 しかし、▲8六歩がまたまた勝負手を与える疑問手で、▲7六角が優りました。

第4図以下の指し手
△6六歩▲8五歩△6五桂▲6六歩△7七桂成▲同玉△6五銀(第5図)

第5図
後手:造花
後手の持駒:金 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀v金v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩v角v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ 歩 歩v銀 ・ 銀 ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ 歩 ・ 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 ・ 玉 ・ 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・ 飛 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:飛 角 桂二 歩三 
手数=50  △6五銀  まで

 ▲8六歩には△同飛!が正着。以下▲同金△6六歩▲同歩△同角となった局面は金がそっぽに行ったのが大きく、後手も指せる将棋です。本当にソフトはこういう手をよく思いつくものです。
 本譜は△6六歩から△6五桂と迫ります。ここでは▲7六金が正着で、以下△6七歩成▲同金上△9九角成▲6六歩(変化図)

変化図
後手:造花
後手の持駒:銀 香 歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀v金v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ 歩 歩v桂 ・ 銀 ・ ・ ・|五
| ・ ・ 金 歩 ・ 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 ・ ・ 金 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ 玉 ・ ・ ・ 飛 ・|八
|v馬 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:飛 角 桂 歩二 
手数=51  ▲6六歩  まで

となれば後手の攻めは完全に切れ先手優勢でした。本譜の▲6六歩でも完切れだと思っていたのですが、誤算がありました。

第5図以下の指し手
▲7八桂△7六金▲6八玉△6六銀▲同桂△同角▲5九玉△9九角成(第6図)

第6図
後手:造花
後手の持駒:桂 香 歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v銀v金v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ 歩 歩 ・ ・ 銀 ・ ・ ・|五
| ・ ・v金 ・ ・ 歩 歩 歩 ・|六
| 歩 ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・ 飛 ・|八
|v馬 ・ ・ ・ 玉 ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:飛 角 銀 桂 歩三 
手数=58  △9九角成  まで

 第5図で▲6七金と上がれなかったのが誤算。それは△6六銀▲同金△6五歩で受けにくいことに気が付きました。以下▲6七歩には△6六歩▲同歩△6五金の要領です。
 えてしてこういう誤算の後には悪手が飛び出すものですが、反省してひねり出した▲7八桂が良い手でした。攻めを続けるためには後手は銀桂交換をするしかないですが、▲5九玉まで逃げることに成功。第6図では、正しく指せば勝てる将棋だろうと判断していました。とはいえ、手が広い局面。正しく指すのは容易ではなさそうです。時間ももうすぐ秒読みというところまで迫っていました。

第6図以下の指し手
▲6三歩△同銀▲6四歩△同銀▲7二飛△6二歩▲2五歩(途中図)△6六桂▲4八金△6七金▲2六桂(第7図)

途中図
後手:造花
後手の持駒:桂 香 歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ 飛v歩v金v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・v銀 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ 歩 歩 ・ ・ 銀 ・ 歩 ・|五
| ・ ・v金 ・ ・ 歩 歩 ・ ・|六
| 歩 ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・ 飛 ・|八
|v馬 ・ ・ ・ 玉 ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 銀 桂 歩 
手数=65  ▲2五歩  まで
第7図
 
後手:造花
後手の持駒:香 歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ 飛v歩v金v玉v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・v銀 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ 歩 歩 ・ ・ 銀 ・ 歩 ・|五
| ・ ・ ・v桂 ・ 歩 歩 桂 ・|六
| 歩 ・ ・v金 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ 飛 ・|八
|v馬 ・ ・ ・ 玉 ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 銀 歩 
手数=69  ▲2六桂  まで

 とりあえず歩を叩いて形を乱そうという安易な考えが出たのが歩の連打。そして飛車を打ちおろします。単に他の手が見えなかっただけですが、悪い手順ではなかったようです。気合で△6二歩と受けさせて▲2五歩(途中図)が、▲2六桂の急所の攻めや▲1五角の攻防の角打ちを見せつつ自玉を広げ敵玉を圧迫する一石N鳥の好手!…という気分で指していました。実際は▲7一飛成くらいのほうが良かったようですが。とはいえこれが実戦的な勝着となります。
 駒不足気味の後手は△6六桂から△6七金と金を寄せていきますが、△6六桂で馬筋が遮られたのはなんとなく得をしたように思えました。こちらは狙いの▲2六桂を設置して、後手玉も王手がかかる形になってきました。

第7図以下の指し手
△3三銀▲7一飛成△5四香▲1五角△5七香成(第8図)

第8図
後手:造花
後手の持駒:歩三 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ 龍 ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v歩v金v玉 ・ ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩v銀v歩v歩|三
| ・ ・ ・v銀 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ 歩 歩 ・ ・ 銀 ・ 歩 角|五
| ・ ・ ・v桂 ・ 歩 歩 桂 ・|六
| 歩 ・ ・v金v杏 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ 飛 ・|八
|v馬 ・ ・ ・ 玉 ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:銀 歩 
手数=74  △5七香成  まで

 △3三銀と▲3四桂を防ぎましたが、これが一見問題ないように見えて悪手。△7七馬▲4九玉△4四歩とするべきでした。以下▲3四桂△4三玉▲7四飛成△4五歩▲6四竜△5五銀(変化図)

変化図
後手:造花
後手の持駒:香 歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v歩v金 ・v銀 ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v玉 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・ 龍 ・ ・ 桂 ・ ・|四
| ・ 歩 歩 ・v銀v歩 ・ 歩 ・|五
| ・ ・ ・v桂 ・ 歩 歩 ・ ・|六
| 歩 ・v馬v金 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ 飛 ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ 玉 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 銀二 歩二 
手数=78  △5五銀  まで

のように進めても、先手が後手玉を捕まえ切れるかは微妙なところ。正直1分将棋では自信がありません。
 また、△5四香も疑問手。ここで△4七香▲同金△5八桂成▲同飛△同金▲同玉△2八飛▲4八金△2六飛成(変化図)

変化図
後手:造花
後手の持駒:桂 歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ 龍 ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v歩v金v玉 ・ ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩v銀v歩v歩|三
| ・ ・ ・v銀 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ 歩 歩 ・ ・ 銀 ・ 歩 ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ 歩 歩v龍 ・|六
| 歩 ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ ・ 玉 金 ・ ・ ・|八
|v馬 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:角 金 銀 桂 香 歩 
手数=80  △2六飛成  まで

と、先手優勢ながら第二ラウンドに持ち込む手順がありました。こうなればまだ一悶着あったかもしれません。
 本譜は▲1五角が打てて先手の寄せが刺さりました。そして▲1五角はこっそり?詰めろ。第8図では詰みがあります。

第8図以下の指し手
▲3四桂△3二玉▲3三角成△同玉▲2二銀△3二玉▲2一銀不成△同玉▲4一竜(投了図)

再掲第8図
後手:造花
後手の持駒:歩三 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ 龍 ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v歩v金v玉 ・ ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩v銀v歩v歩|三
| ・ ・ ・v銀 ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・ 歩 歩 ・ ・ 銀 ・ 歩 角|五
| ・ ・ ・v桂 ・ 歩 歩 桂 ・|六
| 歩 ・ ・v金v杏 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ 飛 ・|八
|v馬 ・ ・ ・ 玉 ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:銀 歩 
手数=74  △5七香成  まで
投了図
後手:造花
後手の持駒:角 銀 歩三 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ 龍 ・v玉v香|一
| ・ ・ ・v歩v金 ・ ・ ・ ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・v銀 ・ ・ 桂 ・ ・|四
| ・ 歩 歩 ・ ・ 銀 ・ 歩 ・|五
| ・ ・ ・v桂 ・ 歩 歩 ・ ・|六
| 歩 ・ ・v金v杏 ・ ・ ・ 歩|七
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ 飛 ・|八
|v馬 ・ ・ ・ 玉 ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:あず
先手の持駒:金 銀 桂 歩二 
手数=83  ▲4一竜  まで

 ▲3三角成は相手側からすれば見えにくかったでしょうか。冷静に即詰みに討ち取り、勝利することができました。

 本局は、ソフト好みの飛車角桂で手を作る将棋になりました。本局の教訓としては、
一、ソフトが飛び込むような細い攻めはソフトくらい手が見えないと繋がらない
一、とはいっても受け側もしょっちゅう間違える
 この二点でしょうか。本文を読むと後手が最善手を逃し続けてしまった、というようにも見えますが、私の読みとほとんど一致していました。見えない手から最善手を探すことは難しいので、やはり感覚を取り入れていかなければならないのでしょうか。
 みなさんも、▲4五桂なり△6五桂なり跳ねて特攻するときはよーく考えるようにしましょう。もちろん私もです。
 ともあれこれで順位戦は二連勝、次は8/9に筒井さんとの対局です。お楽しみに~。

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